司法書士試験の合格率推移(令和3〜7年度)|令和7年度は5.2%、受験料8,000円から見た期待受験回数
司法書士試験の最新の確定した合格率は、令和7年度(2025年度)の 5.2% です。受験者14,418人に対し、口述試験を経た最終合格者は751人でした。令和8年度は筆記試験の合格発表(2026年10月1日)が済んだ段階で、最終合格者数と受験者数は公式未公表(最終合格発表は2026年11月5日予定)のため、本ページでは令和3〜7年度の5年分を、試験を実施する法務省の公表資料だけを出典に整理します。公式資料には合格率そのものが載っていないため、人数から合格率を計算し、受験料から見た期待受験回数も独自に算出しています。
要点(令和7年度・公式確認日 2026-10-03)
| 指標 | 値 | 区分 |
|---|---|---|
| 出願者数 | 17,365人 | 公式 |
| 受験者数(午前・午後の双方を受験した者) | 14,418人 | 公式 |
| 最終合格者数 | 751人 | 公式 |
| 合格率(最終合格者数÷受験者数) | 5.2% | 計算 |
| 合格率 前年差 | −0.1pt | 計算 |
| 直近5年平均(令和3〜7年度) | 5.2% | 計算 |
| 5年のレンジ | 5.1%〜5.3% | 計算 |
| 受験手数料(令和8年度) | 8,000円 | 公式 |
| 1合格あたり受験料(受験料÷合格率) | 約153,846円 | 計算 |
| 期待受験回数(1÷合格率) | 約19.2回 | 計算(仮定値) |
「公式」は法務省の発表値、「計算」は本サイトが公式値から算出した独自計算列です。式は本文中に明記します。受験手数料は令和8年度の受験案内書の値で、令和7年度以前の手数料は今回確認していません(令和7年度の合格率との組み合わせは現行手数料を使った目安です)。
合格率の推移(令和3年度〜令和7年度)
出典は、各年度の「司法書士試験の最終結果について」(法務省)と、令和8年度の「出願状況について」(法務省)です。
| 実施年度 | 出願者数 | 受験者数 | 最終合格者数 | 合格率 | 前年差(pt) | 出願者 前年比 | 受験率 | 筆記合格点(満点) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 17,365 | 14,418 | 751 | 5.2% | −0.1 | +3.1% | 83.0% | 255.0点(350点) |
| 令和6年度 | 16,837 | 13,960 | 737 | 5.3% | +0.1 | +4.4% | 82.9% | 267.0点(350点) |
| 令和5年度 | 16,133 | 13,372 | 695 | 5.2% | 0.0 | +2.8% | 82.9% | 211.0点(280点) |
| 令和4年度 | 15,693 | 12,727 | 660 | 5.2% | +0.1 | +4.7% | 81.1% | 216.5点(280点) |
| 令和3年度 | 14,988 | 11,925 | 613 | 5.1% | — | — | 79.6% | 208.5点(280点) |
人数と筆記合格点は公式、合格率・前年差・出願者前年比・受験率は計算です。計算式: 合格率 = 最終合格者数 ÷ 受験者数。前年差 = 当年度合格率 − 前年度合格率(pt、四捨五入した合格率どうしの差)。出願者前年比 = 当年度出願者数 ÷ 前年度出願者数 − 1。受験率 = 受験者数 ÷ 出願者数。
読み取れること
- 合格率は5年間で 5.1%〜5.3% の範囲に収まり、年度による変動が非常に小さい試験です(他の資格試験と比べて、という比較はここでは行いません)。最終合格者数は613人から751人へ増えていますが、受験者数も11,925人から14,418人へ増えており、合格率はほぼ横ばいです。
- 出願者数は令和3年度の14,988人から令和7年度の17,365人へ増加しました(計算: 17,365 ÷ 14,988 − 1 = +15.9%)。令和8年度の出願者数も公式は17,862人(前年度比 +497人・+2.9%)と発表しています。
- 筆記試験は令和6年度から記述式問題の配点が変わり、満点が280点から350点になっています(公式の合格点資料に記載の満点の違い。上表の満点列参照)。合格点の数値は満点が異なる年度どうしで直接比べられません。
- 令和8年度の筆記試験の合格点は、満点350点中258.0点以上でした(午前の多肢択一式84点/105点、午後の多肢択一式75点/105点、記述式70.0点/140点が各基準点)。最終合格者数は公式未公表のため、令和8年度の合格率は算出していません。
受験料から見た「1合格あたり受験料」と期待受験回数
受験手数料は8,000円(令和8年度受験案内書の記載。収入印紙で納付し、受験しなかった場合も返還されません)です。これを令和7年度の合格率で割ると、合格者1人を生むために受験者全体が支払っている受験料の期待値が出ます。
- 1合格あたり受験料 = 8,000円 ÷ 5.2% = 約153,846円
- 期待受験回数 = 1 ÷ 5.2% = 約19.2回
期待受験回数は「毎回の合格確率が全受験者平均と同じで一定」という仮定の下での目安(仮定値)です。司法書士試験には、筆記試験に合格した場合に次回の筆記試験が免除される制度(受験案内書に記載)があり、実際の受験者の挑戦の仕方は一律ではありません。また個人の合格確率は学習量や受験経験で大きく変わります。この指標は、受験1回あたりの費用感を他資格と横並びで比べるための目安として使ってください。
試験区分・受験資格について
公式の令和8年度受験案内書によると、試験は筆記試験(午前の部・午後の部)と口述試験からなり、筆記試験の合格者のみが口述試験を受けられます。筆記試験は、午前の部の多肢択一式問題、午後の部の多肢択一式問題または記述式問題の各成績のいずれかが基準点に達しない場合、それだけで不合格となります(令和8年度の合格点等の資料に記載)。公式資料には受験資格別・免除有無別などの区分別の合格率は載っていないため、区分別の合格率は算出していません。また、令和2年度以前の人数は今回確認した公式ページに掲載がなく、本ページでは取り上げていません(公式未取得)。
受験資格について公式は「受験資格の制限はなく、誰でも受験することができます」としています。
令和8年度(2026年度)の日程
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 受験申請の受付期間 | 2026年5月7日(木)〜5月18日(月) |
| 筆記試験 | 2026年7月5日(日) |
| 筆記試験の合格発表 | 2026年10月1日(木)午後4時 |
| 口述試験 | 2026年10月13日(火) |
| 最終合格発表 | 2026年11月5日(木)午後4時(予定) |
| 受験手数料 | 8,000円 |
令和9年度の日程は、2026年10月3日時点で今回確認した公式ページに掲載がありません。
データの更新について
本ページは、法務省が令和8年度の最終結果(最終合格者数・受験者数)を公表した時点、または受験手数料・日程が変更された時点で再計算し、令和8年度の行を追加して更新日を更新します。
出典(公式)
- https://www.moj.go.jp/shikaku_saiyo_index2.html
- https://www.moj.go.jp/shikaku_saiyo_index3.html
- https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00755.html
- https://www.moj.go.jp/content/001358622.pdf
- https://www.moj.go.jp/content/001383469.pdf
- https://www.moj.go.jp/content/001404922.pdf
- https://www.moj.go.jp/content/001426418.pdf
- https://www.moj.go.jp/content/001449335.pdf
- https://www.moj.go.jp/content/001464494.pdf
- https://www.moj.go.jp/content/001471056.pdf
- https://www.moj.go.jp/content/001458981.pdf
- https://www.moj.go.jp/content/001459410.pdf